.Inventorの構造解析の安全率に関して
延性材料(ex. 軟鋼とか)なら,
安全率=(降伏応力)/(フォン・ミーゼス応力)
脆性材料(ex. ガラスとか)なら
安全率=(引張強さ)/(最大主応力)
であり,Inventorの構造解析でも材料の「割り当て」→「安全率」で切り替えが可能.
ただし,アルミは「最大引張強さ」を選択すると,警告がでて,フォンミーゼスになる.ver2024のバグかも.
.フォン・ミーゼス応力が適用できない例
全ての主応力が同じ値のとき,その値がどんなに大きくてもフォン・ミーゼス応力は0になる.よって,この場合は最大主応力を用いる.
.Inventorのフレーム解析の「荷重をオフセット」と,構造解析の「オフセット荷重」の違い
Case A: フレーム解析の「荷重をオフセット」
アセンブリから片持ち梁のフレーム解析を中心に荷重をかけて行うと以下の通り.
Case B0: 構造解析の「オフセット荷重」
パーツから片持ち梁の構造解析を中心に荷重をかけて行うと以下の通り.
Case B1: 構造解析の「オフセット荷重」と等価な荷重とモーメント
パーツから片持ち梁の構造解析を,上記と等価な荷重とモーメントで行うと以下の通り.
.境界を見て,意図したとおりの結果になっているかを確認することが重要.
.複雑形状の断面二次モーメントや断面積を知る
パーツで,「検査」→「断面」→知りたい断面を法線ベクトルに持つ断面,例えば「XY Plane」→「詳細」→計算したい断面の数,例えば「4」つ→その範囲,例えば「60」mm(つまり,20mm間隔)→「計算」
で,断面積,主慣性モーメントIx(赤軸回転), それと直角な主慣性モーメントIy(緑軸回転)が求められる.計算空間の座標系とは必ずしも一致しない.
.バネを作図する(partsで作図の場合)
パーツで,z軸方向に,線径2mm,外径40mm,巻き数25,自然長220mmのバネを作図する.まず,スケッチでxz平面に線径を作図する.次に,3Dモデルで「コイル」を選択し,軸で「Z」を選択,方法で「巻数と高さ」を選択,「25ul」巻(ulは無次元量という意味:unitless),高さ「220mm」を入力し,OKすると,バネが作成できる.
.バネを設計する(Assmbly)
アセンブリで,z軸方向に,線径2mm,外径40mm,巻き数25,自然長220mmのバネを作図する.まず,デザインタグで「圧縮」バネを選択し,圧縮バネコンポーネントジェネレータを開く.次に,軸で「Z」,開始平面で「XY Plane」,カスタムの長さで自然長「220」mm,線径「2 mm」,長さの入力値で自由長と有効巻き数「L n–>t」を選択し,自然長「220 mm」,n=「25ul」巻(ulは無次元量という意味:unitless),外径「40mm」を入力し,OKすると,バネが設計できる.なお,バネ定数なども計算できる.